突発性難聴とは、ある日突然、何の前触れもなく片耳が聞こえなくなる病気で、内耳に障害がおこるタイプの難聴ですが、原因は詳しく分かっていません。症状は突然聞こえが悪くなり、耳鳴りやめまいが一緒に生じることもあります。一般的には突発性難聴は再発しないとされていますが、2度3度と繰り返す場合はメニエール病や低音障害型難聴などが疑われます。
ある日突然聞こえが悪くなり、全然聞こえなくなる重症例から、何となく耳が詰まったように感じる軽症例までさまさまです。
原因は詳しく分かっていませんが、過労、心労、睡眠不足などの過度のストレスなどが引き金になります。
蝸牛(かたつむり)を流れる細い血管の血液の流れが悪くなり、神経細胞への栄養が足りなくなることで起こることが多いです。
症状を見極める為に、聴力検査にて、難聴の状態を検査します。
耳鳴りがある場合は、耳鳴検査を行ない、めまいがある場合は、めまい平衡機能検査を行ないます。
難聴や耳鳴りなどの症状が現れてから時間が経つほど治りが悪くなるので、できる限り早く治療を開始することが重要です。
薬による治療が中心となり、軽症の場合は通院での治療となりますが、重症の場合には入院治療が必要となることがあります。