副鼻腔炎

副鼻腔炎とは?

副鼻腔とは、鼻の奥にある骨に囲まれた空洞で、この部位に細菌やウイルスが感染するなどによって炎症が起こり、鼻づまりや鼻水、頭痛などさまざまな症状を引き起こす病気です。中耳炎などを併発する可能性もありますので、気になる場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診するようにしてください。

副鼻腔炎の症状と原因

副鼻腔炎の症状は、以下のようなことが挙げられます。

副鼻腔炎の原因は、ウイルスや細菌の感染することによって、副鼻腔に炎症が起きます。この状態を急性副鼻腔炎と言いますが、副鼻腔の粘膜の炎症が長引くと、鼻腔との通り道を塞いでしまい、炎症が治りにくくなってしまいます。この状態を慢性副鼻腔炎と言います。ハウスダストや花粉によるアレルギーは、副鼻腔炎を治りにくくする場合があります。

副鼻腔炎の治療

急性副鼻腔炎の場合は、一週間程度の抗生物質や炎症を抑える薬の投与や抗生物質などの薬を霧状にして、それを鼻や口から吸い込むネブライザー療法があります。慢性副鼻腔炎の場合は、それらに加えてマクロライドを呼ばれる抗生物質を2~3か月投与する治療を行います。
これらの治療は保存的治療とも呼ばれ、軽い症状であれば、これらの治療で回復をしますが、 回復しない場合や何度も反復する場合は、手術が必要となります。

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