Bスポット療法(EAT)

Bスポット療法(EAT)とは?

Bスポット療法とは、鼻咽腔(ビインクウ)の頭文字からとり、命名されましたが、近年、この治療は上咽頭擦過治療(EAT)と名称が統一されました。

Bスポットは、鼻とのどの間にある、のどちんこの裏側、子どもの頃にアデノイドがあった場所(上咽頭)が炎症を起こします。

その上咽頭炎の治療として、塩化亜鉛溶液を染みこませた綿棒などの器具を用いて、直接上咽頭に薬液を擦りつける治療です。

慢性上咽頭炎が関与しうる疾患と症状

上咽頭炎による直接症状(放射痛を含む) 咽頭違和感、後鼻漏、咳喘息、痰、首こり、肩こり、頭痛、耳鳴り、舌痛、歯の知覚過敏、多歯痛、顎関節痛など
自律神経系の乱れを介した症状 全身倦怠感、めまい、睡眠障害(不眠・過眠)、起立性調節障害、記憶力・集中力の低下、過敏性腸症候群(下痢・腹痛など)、機能性胃腸症(胃もたれ、胃痛など)、むずむず脚症候群、慢性疲労症候群、線維筋痛症など
病巣炎症として免疫を介した二次疾患 IgA腎症、ネフローゼ症候群、関節炎、胸肋鎖骨過形成症、掌蹠嚢疱症、乾癬、慢性湿疹、アトピー性皮膚炎など

Bスポット療法(EAT)について知っておいていただきたいこと

「つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい」 本の表紙

本のご紹介

こちらの本では、慢性上咽頭炎の治療、Bスポット療法(EAT)を行っている医院として当院が掲載されています。

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